なぜ“肩甲骨はがし”だけでは猫背は改善しないのか?
東京スタジオ/ストレッチの達人®が解説

なぜ“肩甲骨はがし”だけでは猫背は改善しないのか?
- 肩甲骨はがしは「肩周りの可動性」や「肩こりの緩和」には非常に効果的
- しかし、猫背は背骨全体や骨盤の角度、筋膜の癒着状態が複雑に関与している
- 肩甲骨だけ動かしても、土台(骨盤)や全体の筋膜の張力バランスが崩れていれば姿勢は戻りやすい
- 一時的に良く見えても、“戻り”が早い・再発するという悩みが多い理由でもある
猫背の本当の原因とは?
- ❶ 骨盤の後傾:骨盤が後ろに倒れると、背中が丸まり、肩が内巻きになりやすい
- ❷ 胸椎(背中)の硬さ:胸郭が動かないと、背骨が伸びず、常に前傾姿勢に
- ❸ 筋膜の癒着:特に腰背部〜肩甲骨間の筋膜が硬くなると、体が反らせない
- ❹ 呼吸の浅さ:猫背で肋骨が下がると、横隔膜がうまく動かず呼吸が浅くなる→姿勢悪化
- ❺ 首の前方突出:猫背により頭部が前に出て、首と肩の筋肉に余計な負担がかかる
骨盤をはがす(動かす)ことで何が変わるのか?
- 骨盤を正しい位置に整えることで、背骨が自然に伸びる
- 仙骨・腸骨・腰椎の動きが改善し、下から積み上げるように姿勢が安定
- 骨盤周囲の筋膜やインナーマッスルの緊張をゆるめることで、上半身への過剰な負担が軽減
- 下半身の重心が安定し、自然と胸が開きやすくなる → 猫背が改善しやすい
筋膜をはがすことで全身が変わる理由
- 筋膜は全身をボディスーツのように包む結合組織で、動きの連動を支えている
- 癒着した筋膜は、体の動きを制限し、姿勢を悪化させる元凶になる
- 肩甲骨・背中・腰・骨盤周囲の筋膜をリリースすることで、連動性が回復し動きが滑らかに
- 筋膜が整うことで、再発しにくい安定した姿勢が維持されやすくなる
施術の組み合わせ例(ストレッチの達人® 実例)
- 肩甲骨はがし × 骨盤はがし × 筋膜リリースの同時施術で、猫背が劇的改善
- 30代女性:デスクワークで猫背・肩こり → 初回で「呼吸が楽になった」「胸が開いた」と変化を実感
- 40代男性:姿勢の悪さと慢性腰痛 → 骨盤調整+筋膜アプローチで「立った姿が別人」と言われるように
“戻り”を防ぐには感覚入力とインナーの再教育も大切
- ストレッチで動きを出すだけでなく、「正しい位置を脳が覚える」ことが重要
- 深部感覚(プロプリオセプション)を活性化し、姿勢保持筋が無意識に働く状態をつくる
- セルフケア+定期的な施術で、“その場だけ”から“持続する変化”へと移行できる
まとめ:骨盤・筋膜から整えることで猫背は根本改善へ
- 猫背改善には、肩甲骨だけでなく全身の連動を見る視点が必要
- 骨盤を整え、筋膜をゆるめ、姿勢の土台から整えることで、本質的な改善が可能
- 「ストレッチの達人®」の骨盤はがしストレッチ×筋膜リリース×深層感覚の統合アプローチは、“本気で治したい猫背”にこそ最適
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
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