【専門家が解説】「足首」が硬い選手は
どんなに走り込んでもスピードが出ない理由とは?
どんなに走り込んでもスピードが出ない理由とは?
【専門家が解説】「足首」が硬い選手は、どんなに走り込んでもスピードが出ない理由とは?
✅ 足首は“加速装置”の役割を果たしている
- 地面を蹴るときに必要な「足関節の背屈(そる動き)」が硬いと、足裏の設置角度が浅くなり推進力が弱まる
- 足首がスムーズに動くと、地面に対して“しなるような角度”が取れ、効率よく力を伝えられる
- 足首の可動域=スピードの出力に直結
✅ 足首が硬いと起こる“走りのエラー”
- 足が後ろに流れる「流し足」になり、地面をしっかり蹴れない
- 地面にベタっと足がつく「フラット接地」になり、リズムが遅くなる
- 膝・股関節で代償するため、無駄な筋力を消費して疲労が早まる
- トップスピードになっても「足がもぐる感じ」「抜けが悪い」と感じることが多い
✅ なぜ足首が硬くなるのか?主な原因
- 小学生〜中学生時代に“ケガをかばっていた”経験(捻挫後の癒着など)
- 日常的に“靴のクッション性”に頼りすぎて、自分の足指や足首を使わない生活
- 高強度の練習ばかりで、可動域を保つケアがされていない
- 正座やしゃがみ込みなどの姿勢をしない現代人特有の生活習慣
✅ 足首が硬いと…骨盤が前傾しやすくなる
- 足首が背屈しにくい=しゃがめない/重心を前に運べない
→ 骨盤を前に傾けて“なんとか前に行こう”とする代償動作 - この状態は“反り腰”を助長し、フォームが崩れて速度が頭打ちになる要因に
✅ 改善のカギは「足首はがし®」+「股関節との連動性回復」
- 足関節の前・後・内・外の癒着をピンポイントで除去する足首はがし®
- 足裏アーチの再構築と指の可動性を高め、接地の感覚を鋭敏に
- 股関節はがし®と連携させて、下半身の「ばね」を取り戻す
✅ ビフォーアフター実例(現場からの声)
- 高校短距離選手:足首はがし後、100mで0.2秒短縮。「地面をつかむ感覚が出た」
- 中学サッカー部:キックの抜けが良くなり、長距離パスの伸びが明らかに変化
- 社会人ランナー:長年の“足首詰まり感”が取れて、疲労の残り方が激減
✅ セルフチェック:足首の可動域は十分?
- 壁に手をつき、膝を前に倒してかかとが浮かない状態で指5本分以上前に出るか
- 正座ができない、もしくは足首の甲が詰まって痛む
- 片足立ちで重心が不安定/かかとや母趾球がすぐ浮く
✅ まとめ
- スピードの限界は「足の回転数」ではなく「足首の可動と地面反力の使い方」で決まる
- 足首の硬さがある選手は、いくら走り込みをしても“効率の悪いフォーム”に
- 肩甲骨や体幹だけでなく、「足首こそ競技力の土台」
- “走る前に足首を整える”ことで、驚くほど楽にスピードが出せる体へ
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
🟥拠点(全国対応)
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