【専門家が解説】ふくらはぎが張る人へ|実は“知らなかった”影響を与えている場所とは?
【専門家が解説】ふくらはぎが張る人へ|実は“知らなかった”影響を与えている場所とは?
✅「ふくらはぎがいつもパンパン…」「揉んでもすぐ戻る…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ふくらはぎの張りの原因が“ふくらはぎ”にないことも少なくありません。
ストレッチやマッサージで改善しない理由は、「本当の影響部位」を見落としているからかもしれません。
今回は、ふくらはぎが張る本当の原因と、意外な関連部位を専門家が徹底解説します。
🔍 ふくらはぎの張りを引き起こす「意外な場所」とは?
🔹1. 足裏(足底筋膜)
- 足のアーチが崩れると、ふくらはぎの筋肉が常に緊張
- 足底筋膜とアキレス腱、腓腹筋は筋膜でつながっている
- 裸足での生活が少ない現代人は、足裏が機能低下して張りの引き金に
🔹2. 太ももの裏(ハムストリング)
- 太ももの筋肉が硬いと、歩行・立位のバランスをふくらはぎが代償
- 股関節の硬さが加わると、ふくらはぎの緊張が倍増
🔹3. 骨盤(仙腸関節のゆがみ)
- 骨盤が後傾すると重心が後ろに → 常につま先立ちに近い重心
- ふくらはぎがバランスを取ろうとして過緊張を起こす
🔹4. 横隔膜・呼吸の浅さ
- 呼吸が浅くなると交感神経優位 → 筋肉が常に緊張状態に
- 特にデスクワーク中は呼吸が浅く、下半身の血流も悪化
🔹5. 首・後頭部の緊張(頭蓋-足先の筋膜ライン)
- 後頭部〜背中〜ふくらはぎ〜足裏は、ひとつの筋膜ライン(スーパーフィシャルバックライン)
- 首や肩のこりがふくらはぎに影響を与えることも
💡 専門家の視点:筋膜・神経・姿勢の“つながり”を見抜け
「ふくらはぎだけを揉む」のは、対処療法にすぎません。
筋膜は全身を覆うボディスーツのような構造。つまり、どこかの“ゆがみ”が他の部位に張りや負担を生むのです。
🔧 改善の鍵:全身のバランスを整える「トリガーリリースストレッチ®」
- 局所的な筋肉だけでなく、全身のつながりと動きの癖にアプローチ
- 足裏・骨盤・呼吸・姿勢を調整することで、ふくらはぎの張りを根本改善
- 単なるマッサージやストレッチでは届かない深層筋や神経ルートに働きかける
📌 実例紹介:ふくらはぎの張りが改善したクライアントの声
「ずっとふくらはぎを揉んでいましたが、実は“骨盤”が原因だったとは驚きました。たった1回で脚の軽さがまったく違いました。」
(40代女性/デスクワーク中心)
「足裏の硬さと歩き方の癖を指摘され、正直“そこか…”と思いました。今では日中の脚のだるさがなくなりました。」
(30代男性/営業職)
🔻 まとめ|ふくらはぎが張る人こそ「全身」を見直そう
原因はふくらはぎだけでなく、足裏・骨盤・呼吸・筋膜のつながりにあり表面の筋肉だけをケアしても、根本改善にはつながらない
本当の改善には、「連動」「姿勢」「使い方」の再教育が必須
🎓 監修:山﨑中医学博士/ストレッチの達人代表
臨床経験20年以上。プロアスリートから高齢者まで幅広く指導。
ストレッチの達人®
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