【専門家が解説】体が柔らかくならない人のNG習慣3選|改善の最短ルートとは?

【専門家が解説】体が柔らかくならない人のNG習慣3選|改善の最短ルートとは?
✅はじめに|「毎日ストレッチしてるのに柔らかくならない…」そんな方へ
「毎日ストレッチしてるのに変化がない」
「体が硬いのは体質や年齢のせいだと思っている」
「動画を見ながら真似しているけど、前屈も開脚も変わらない」
実は、多くの人が**「逆効果になる習慣」**を無意識に続けており、それが柔軟性の向上を妨げています。
この記事では、「ストレッチの達人」代表 山﨑中医学博士が、
✔ 柔らかくならない人がやりがちなNG習慣3つ
✔ それを解決する“最短ルート”のアプローチ
を、専門家の視点からわかりやすく解説します。
✅柔らかくならない人のNG習慣3選
▶NG①「痛みを感じるまで伸ばす」ことが良いと思っている
「伸びてる感」を得たくて、痛いほど強く伸ばすのは逆効果。
これは脳が「危険」と判断し、**筋肉を守るために緊張させてしまう(伸展反射)**ため、かえって柔軟性が落ちてしまいます。
▶NG②「伸ばしたいところだけを伸ばす」
例えば、「前屈したいからハムストリングスだけをストレッチ」
このように目的部位“だけ”にアプローチするのは遠回りです。
実際は、筋肉や筋膜が全身でつながっているため、
✔ 股関節の可動域
✔ 骨盤の傾き
✔ 背中・首の緊張
などが連動して関係しています。
▶NG③「毎日同じやり方でストレッチしている」
体の状態は日によって違います。
同じ刺激を与え続けても、脳と筋肉が“慣れてしまい”変化が出にくくなるのです。
しかも、筋膜の癒着がある場合はそもそも「伸ばす前にほぐす」必要があります。
✅改善の最短ルートは「筋膜」「脳」「重心」からのアプローチ
▶① 筋膜をゆるめて“滑走性”を取り戻す
当院の「トリガーリリースストレッチ」では、
✔ 筋肉と筋肉の間にある筋膜の癒着をリリース
✔ “滑るように動く筋肉”を取り戻し、可動域が劇的に変化
✔ 硬くなった部位の深層に直接アプローチ可能
▶② 脳の防御反応を解除する「呼吸とリズム」の重要性
強く伸ばすのではなく、
**呼吸に合わせてリズムよく「ゆるめて→伸ばす」**ことで、
脳が「安心」し、筋肉が自然に伸びるようになります。
▶③ 骨盤・重心のバランス調整で「戻らない柔軟性」へ
柔軟性を維持するには、
✔ 骨盤の正しい傾き
✔ 重心の安定
✔ 姿勢保持筋の活性化
が不可欠です。
この土台が整っていないと、柔らかくなってもすぐ戻る状態になります。
✅Before/After|施術後の変化一例
▷ 施術前:前屈で膝下までしか手が届かない
▷ 施術後:骨盤が立ち、手が床にしっかり届く/開脚角度が約1.5倍に
✅まとめ|体が柔らかくならないのは「やり方の問題」
✔ 筋肉だけを伸ばしても、柔軟性は変わらない
✔ 筋膜・神経・重心のアプローチで根本的に変わる
✔ 正しい順番と刺激で、柔らかさは“後からついてくる”
「もう無理かも…」と感じていた方でも、正しい方法を知るだけで大きな変化が出ます。
🎓 監修:山﨑中医学博士/ストレッチの達人代表
臨床経験20年以上。プロアスリートから高齢者まで幅広く指導。
ストレッチの達人®
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