【専門家が解説】坐骨神経痛が改善しない人の共通点ストレッチだけでは治らない理由
【専門家が解説】坐骨神経痛が改善しない人の共通点ストレッチだけでは治らない理由
✅はじめに|なぜ坐骨神経痛は「ストレッチしても治らない」のか?
「お尻から足にかけての痛みが続いてつらい」
「ストレッチや体操を続けているのに改善しない…」
「病院では“異常なし”と言われて不安」
こうした悩みを抱える方は非常に多く、実は**「間違った自己対処」**によって悪化させているケースも少なくありません。
本記事では、「ストレッチの達人」代表・施術家歴20年以上の山﨑信治が、
坐骨神経痛が改善しない人に共通する5つの落とし穴と、
本当に必要なアプローチ法を専門家の視点で解説します。
✅そもそも坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛とは、腰〜お尻〜足にかけての痛み・しびれを引き起こす症状で、原因はさまざまです。
主な原因:
- 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
- 梨状筋症候群
- 筋膜・筋肉の癒着
- 骨盤の歪み・ズレ
ポイントは、「坐骨神経そのものの障害」ではなく、神経が周囲の筋肉や関節に圧迫・牽引されていることにあります。
✅坐骨神経痛が改善しない人の共通点5つ
▶ ① 痛みの出ている「場所」だけをストレッチしている
多くの方が、「痛みを感じるお尻や太もも裏ばかり」伸ばしてしまいます。
しかし、真の原因は“別の場所”にあることがほとんどです。
✔ 骨盤のズレ
✔ 腰椎の可動域制限
✔ 大腿筋膜張筋・内転筋・ハムストリングスの深層硬結
▶ ② 「筋肉」しか見ておらず、「筋膜」にはアプローチできていない
筋膜は筋肉を包む薄い膜で、全身にネットワークのように張り巡らされています。
癒着や滑走不全があると、表面的なストレッチでは届かないため、改善しません。
▶ ③ 原因の一つである「梨状筋」への直接アプローチをしていない
梨状筋が坐骨神経を圧迫する「梨状筋症候群」は、実は多くの坐骨神経痛の原因です。
深層にあるこの筋肉へ、正しい角度・圧でアプローチする技術が必要です。
▶ ④ 骨盤の歪み・ねじれを放置している
骨盤が前後・左右に傾いていると、股関節・腰・お尻の筋肉に不均等な負担がかかり、
神経の通り道が狭くなります。
骨盤の調整をせずにストレッチをしても、一時的な緩和で再発を繰り返します。
▶ ⑤ ストレッチ時に「痛いほど伸ばす」ことが正解だと思っている
痛みを感じる強さで無理に伸ばすと、脳が筋肉を守る防御反応(伸展反射)を起こし、かえって硬直してしまいます。
「ゆるめてから伸ばす」ことが重要です。
✅坐骨神経痛に本当に必要なのは「深層からのリリース」
▶ トリガーリリースストレッチとは?
当院で提供する「トリガーリリースストレッチ」は、
✔ 筋膜の癒着解除
✔ 深層筋(梨状筋・大腰筋など)への的確な圧
✔ 骨盤と股関節の連動調整
を同時に行う、坐骨神経痛に特化した技術です。
▶ Before/Afterで可動域と痛みが変わる
施術前後で、
- 前屈の深さ
- 足上げの角度
- 痛みの出る動作
が明らかに変化した例を、多数ご紹介しています。
✅まとめ|ストレッチだけでは坐骨神経痛は治らない
✔ 痛む箇所だけを伸ばしても意味がない
✔ 筋膜・骨盤・神経の関係性を理解しないと改善しない
✔ 正しい順序で「ゆるめて→整えて→再教育」することが重要
あなたが今まで改善できなかったのは、やり方が間違っていただけかもしれません。
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
🟥拠点(全国対応)
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