足のしびれ一般的な
トリガーポイント
### 1. 腸脛靭帯(Iliotibial Band, IT Band)
- **位置**: 大腿外側に沿って走る厚い結合組織の帯。
- **症状**: 膝の外側や大腿の外側に痺れや痛みを引き起こすことがあります。
### 2. 大腿筋膜張筋(Tensor Fasciae Latae)
- **位置**: 骨盤の外側から腸脛靭帯にかけて走る筋肉。
- **症状**: 大腿外側の痛みや痺れ。長時間の歩行や立位で症状が悪化することがあります。
### 3. 梨状筋(Piriformis)
- **位置**: 骨盤内側から大腿骨上部にかけて走る筋肉。
- **症状**: 坐骨神経を圧迫することで臀部や大腿後面、さらには足先にかけて痺れや痛みが生じることがあります(梨状筋症候群)。
### 4. ハムストリングス(Hamstrings)
- **位置**: 大腿の後面に位置する一連の筋肉群。
- **症状**: 大腿後面から膝裏にかけての痛みや痺れ。過度の緊張が坐骨神経を圧迫することがあります。
### 5. 前脛骨筋(Tibialis Anterior)
- **位置**: 脛骨の前面に位置する筋肉。
- **症状**: 足の前面や足首、足の甲に痺れや痛みを引き起こすことがあります。
### トリガーポイントの治療
- **マッサージ**: トリガーポイントマッサージや自己マッサージも有効です。専門家の手技によるマッサージや、フォームローラーを使用したセルフマッサージの指導にて行うことで有効と考えます。。
- **ストレッチ**: 該当する筋肉を伸ばすストレッチングが効果的です。定期的なストレッチで筋肉の柔軟性を維持します。
- **熱療法**: 温熱パックや温かいシャワーで筋肉をリラックスさせることができます。
- **運動**: 足や腰回りの筋肉を強化する運動や軽い有酸素運動が凝りや緊張の改善に役立ちます。
- **姿勢改善**: 正しい姿勢を維持し、長時間の座位や立位を避けることで筋肉の緊張を防ぎます。
足の痺れが続く場合や悪化する場合は、医療専門家に相談することをお勧めします。特に神経圧迫が疑われる場合には、適切な診断と治療が必要です。
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