腰痛の一般的なトリガーポイント
### 1. 腰方形筋(Quadratus Lumborum)
- **位置**: 腰部の両側にある筋肉で、下肋骨から骨盤の頂部にかけて走っています。
- **症状**: 腰部の局所的な痛み、腰の側面に放散する痛み、腰を前後や左右に動かすときの痛み。
### 2. 大殿筋(Gluteus Maximus)
- **位置**: お尻の大部分を占める筋肉。
- **症状**: 腰痛に加えて臀部や太ももの後面に痛みが放散することがあります。
### 3. 中殿筋(Gluteus Medius)
- **位置**: 大殿筋の下に位置し、骨盤の外側から大腿骨の上部にかけて走っています。
- **症状**: 腰痛に加えて、臀部の外側や大腿の外側に痛みが広がることがあります。
### 4. 腸腰筋(Iliopsoas)
- **位置**: 腰椎から大腿骨の内側にかけて走っている深部の筋肉群。
- **症状**: 腰の前面に痛みが生じることがあり、腰を反らせたり座位から立ち上がるときに痛みが増すことがあります。
### 5. 多裂筋(Multifidus)
- **位置**: 脊椎の両側に沿って走る深部の筋肉群。
- **症状**: 腰の中心部に局所的な痛みを引き起こしやすく、特に腰を捻ったり持ち上げ動作を行う際に痛みが出ます。
### トリガーポイントの治療
- **マッサージ**: 専門家によるトリガーポイント施術、ストレッチマッサージが有効です。
- **ストレッチ**: 該当する筋肉を伸ばすストレッチングが効果的です。
- **物理療法**: 熱療法や電気刺激療法などが痛みの緩和に役立ちます。
- **姿勢改善**: 正しい姿勢を維持することも腰痛の予防や改善に役立ちます。
腰痛のトリガーポイントは個人差があるため、自分に合った治療法を見つけることが重要です。必要に応じて医療専門家に相談することをお勧めします。
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