瘢痕組織を自分で確認してみよう!セルフケアで隠れた原因

【山﨑中医学博士が解説】
「瘢痕組織を自分で確認してみよう!セルフケアで“隠れた不調の原因”にアプローチ」
- 瘢痕組織(はんこんそしき)とは?
→ ケガ・手術・やけど・出産(特に帝王切開)などで皮膚や筋膜、深層組織が傷ついた際に、修復過程でできる「コリのような硬い繊維のかたまり」。
→ 目に見える傷跡だけでなく、**皮膚の下に隠れた“内部瘢痕”**が、筋膜や神経、血流に悪影響を与えていることも多い。
■ 瘢痕組織を疑うセルフチェック
- ✅ 昔のケガ・手術跡・打撲の記憶がある場所が今も重だるい・動きにくい
- ✅ 傷口は治っているのに、動きに“引っかかり”や“つっぱり”を感じる
- ✅ 触ってみると、周囲より冷たい・感覚が鈍い・皮膚が動きにくい
- ✅ 皮膚を軽く引っ張ったときに、周囲と比べて動きが悪い場所がある
- ✅ 同じ動作をするといつも同じ部位に痛みが出る(例:屈むと腰の右側)
- ✅ 姿勢が崩れてきた、左右の動きに差があると感じる
■ セルフで確認する方法(部位別)
- ▶ お腹周り(帝王切開・盲腸手術・腹腔鏡などの瘢痕が多い)
1. 仰向けになってお腹に手を当て、皮膚を上下・左右に動かしてみる
2. 硬く動かない・痛みを感じる部位がある場合は瘢痕の疑い
3. 皮膚をつまんでみて「つまみにくい」「皮膚が動かない」箇所も要注意 - ▶ 膝周辺(スポーツ・転倒など)
1. 皮膚を両手で軽く動かして可動範囲を確認
2. 正座がしにくい、伸ばしきると違和感がある場合も瘢痕が筋膜を制限 - ▶ 肩・鎖骨周囲(骨折・打撲・手術歴のある方)
1. 鎖骨の上下を左右対称に触り、柔らかさや感覚をチェック
2. 片側だけゴリっとしている・冷たい・動かしにくい場合は要チェック
■ セルフでできる瘢痕リリースのポイント
- ● 無理に剥がすのはNG!「滑らせる」「揺らす」感覚で
→ 瘢痕周辺に指を置き、ゆっくりと円を描くように皮膚を動かす
→ 痛みがある場合は無理せず、1日数分でOK。続けることで変化が出やすい - ● 皮膚ごとつまんで引き上げ、3秒キープして離す(やさしく)
→ これを数か所で繰り返すと、組織の滑走性が徐々に改善していく - ● セルフ筋膜はがしローラーやボールでやる場合は、瘢痕に直圧を避け、周囲を柔らかくする意識で
- ● 呼吸を止めず、リラックスした状態で行うことが効果を高めるポイント
■ セルフケアで改善しない場合は…
- ✔ 瘢痕が深層にある(腹膜・筋膜間)と、触れられない場合も多い
- ✔ 筋膜の癒着・神経の癒着・血行障害が複合している場合、手技による調整が必要
- ✅ その際は、瘢痕除去+筋膜はがし+トリガーリリースという三位一体のアプローチを導入している専門院へ
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
※主婦の友社
『腰痛に効く!全国治療院ガイド』にて
山﨑総院長(東洋)中医学博士が取材を受け全国19人の名治療家として紹介されました。
またTV、雑誌で難治症状を治す治療家として紹介頂きました。
「山﨑中医学博士 トレーナー経歴」
多種多様の世界チャンピオン、メダリスト、一流プロアスリートを育成、担当、業界日本1の実績!
日本プロ野球機構、プロ野球現役投手、日本相撲協会(部屋)、
「TV/雑誌/講演等 山﨑中医学博士取材及び出演」
近畿圏放送 読売テレビ すまたん、 全国放送TBS イカさまタコさま、全国放送 TV asahi 中井正弘の怪しい本の集まる図書館、全国放送 日本テレビ ズームインスーパー、近畿圏放送 毎日放送 ちちんぷいぷい、全国放送 TBS スーパーフライデー 等
雑誌SAVVY 雑誌hanako、雑誌Scawaii、雑誌シュシュ、
講演 関西ビューティフェスティバル、ビューティフェスティバル、ビューティジャパンセミナー、大阪市主催健康セミナー等
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(他県)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com