専門家が解説:肩こりに影響する“頭部の筋肉”を再検証

🎓 専門家が解説:肩こりに影響する“頭部の筋肉”を再検証
🧠 1. 後頭下筋群(大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)
- 頭部と首の境目に位置する深層筋で、姿勢維持に極めて重要。
- デスクワーク・スマホ姿勢により常に縮みやすく、血流低下を引き起こす。
- 過緊張が起きると、首から肩甲骨にまで波及する緊張型頭痛やめまいの原因にもなる。
- 実際の臨床現場では、この筋群をリリースするだけで首肩の可動域が劇的に改善されることが多い。
🧠 2. 側頭筋
- こめかみに広がる筋肉で、咀嚼や食いしばりの主役。
- 噛みしめ癖のある人に多く、首〜肩に波及する“こり感”のスタート地点となりやすい。
- 頭部の側面から僧帽筋にかけて筋膜の連動があるため、肩こり改善には重要なリリースポイント。
🧠 3. 咬筋
- 顎の動きに関わる筋肉で、食いしばり・歯ぎしり・緊張型の方に見られやすい。
- この部位が固まると、首の可動制限・肩甲骨の上方牽引を誘発し、肩こりを悪化させる。
- 臨床では、顎関節の動き改善→肩こり軽減というケースも少なくない。
🧠 4. 胸鎖乳突筋
- 顔の横〜鎖骨にかけて斜めに走る、姿勢・首回旋に関与する筋肉。
- 姿勢不良やストレスで過緊張を起こしやすく、左右非対称な肩の高さや呼吸の浅さに関係する。
- セルフケアでは触れづらいため、専門家による施術でのアプローチが推奨される。
🧠 5. 後頭筋・帽状腱膜・前頭筋
- 前頭部(額)〜後頭部〜側頭部までの皮膚の下に広がる筋膜ネットワーク。
- 表情筋と連動し、感情・視覚的ストレスでも硬くなる傾向が強い。
- 頭皮が硬い人=肩こり持ちという相関が見られることも多く、ここへの施術は頭痛・肩こり緩和に即効性あり。
🧠 6. 頭板状筋・頭半棘筋(深層頚部筋)
- 頭を支え、首〜肩にかけての“軸”として重要な筋群。
- 姿勢崩れ(巻き肩・猫背)により絶えず緊張し、肩上部の重だるさを助長。
- リリースだけでなく、姿勢再教育も並行して行う必要がある。
🧠 7. 顎舌骨筋・舌骨上筋群
- 嚥下・発声・顎の安定に関与する深部筋群。
- 首の前面にあるが、緊張すると頸部の筋膜が上下に引っ張られ肩・胸部の不調を招く。
- 見落とされがちだが、ここが緩むと肩こりだけでなく呼吸の深さも変化する。
✅ 総括:専門家の臨床視点での考察
- 頭部の筋肉は“肩こりの原因”であり“症状の出発点”にもなる。
- 「肩だけを揉んでも治らない理由」は、これら頭部筋へのアプローチが不足しているから。
- 本質的な改善には、「筋膜連鎖」「神経支配」「骨格の位置関係」まで踏まえた多角的な施術が必要。
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
整骨院、整体院、施術系サロンのアドバイザー及び運営マネージメント
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:考案者
骨盤はがしストレッチ 肩甲骨はがしストレッチ
筋膜はがしストレッチ
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
※主婦の友社
『腰痛に効く!全国治療院ガイド』にて
山﨑総院長(東洋)中医学博士が取材を受け全国19人の名治療家として紹介されました。
またTV、雑誌で難治症状を治す治療家として紹介頂きました。
「山﨑中医学博士 トレーナー経歴」
多種多様の世界チャンピオン、メダリスト、一流プロアスリートを育成、担当、業界日本1の実績!
日本プロ野球機構、プロ野球現役投手、日本相撲協会(部屋)、
「TV/雑誌/講演等 山﨑中医学博士取材及び出演」
近畿圏放送 読売テレビ すまたん、 全国放送TBS イカさまタコさま、全国放送 TV asahi 中井正弘の怪しい本の集まる図書館、全国放送 日本テレビ ズームインスーパー、近畿圏放送 毎日放送 ちちんぷいぷい、全国放送 TBS スーパーフライデー 等
雑誌SAVVY 雑誌hanako、雑誌Scawaii、雑誌シュシュ、
講演 関西ビューティフェスティバル、ビューティフェスティバル、ビューティジャパンセミナー、大阪市主催健康セミナー等
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(他県)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com