開脚できない人が陥りがちな3つの落とし穴変わらないのは?

ストレッチの達人®が解説 東京の方お困りですか?
開脚できない人が陥りがちな3つの落とし穴
〜毎日ストレッチしても変わらないのはなぜ?専門家が徹底解説〜
開脚を頑張っているのに「なかなか柔らかくならない」「膝が曲がる」「内ももが痛い」と感じていませんか?
実は、多くの方が間違ったアプローチで努力を無駄にしています。
以下では、専門家の視点から“開脚できない人が陥りやすい落とし穴”を3つ解説します。
❶ 「もも裏(ハムストリングス)ばかりを伸ばしている」
- 開脚=もも裏を伸ばすストレッチ、と思い込んでいませんか?
- 実際には、**開脚に最も必要なのは“股関節の外旋・外転の柔軟性”**です。
- もも裏ばかり伸ばすと、骨盤が後傾しやすくなり、逆に開きづらくなってしまうことも。
- 特に骨盤が硬い人は、大腿骨の動きが制限され、開脚角度が限界に。
- 【改善法】→「内転筋・腸腰筋・お尻まわり」を重点的にリリース。骨盤を立てる意識を持ちましょう。
❷ 「頑張りすぎて“引きちぎる”ようなストレッチをしている」
- 「痛い=効いている」「限界まで伸ばせば柔らかくなる」は大きな誤解です。
- 強引に引っ張ると、筋繊維が防御反応を起こし、筋肉が硬直・防御収縮を起こす場合があります。
- とくに、筋膜に癒着がある状態で無理に伸ばすと、逆効果に。
- 筋膜は“滑走性”が重要で、「引き伸ばす」より「ゆるめる・滑らせる」アプローチが柔軟性に直結します。
- 【改善法】→「筋膜はがし」や「体幹リリース」を取り入れてから開脚を行うと効果的。
❸ 「足首・股関節・骨盤の“連動”を無視している」
- 開脚とは“脚だけを開く”動作ではありません。
- 足首、股関節、骨盤、背骨が連動して正しい可動域をつくることが必要です。
- 足首が硬いと骨盤が立たず、背中が丸まり、開脚時に猫背になりやすくなる。
- また、仙腸関節(骨盤と背骨のつなぎ目)や腸腰筋の硬さも、大きく影響します。
- 【改善法】→ 壁を使った開脚(“壁パカ”)や、骨盤はがしストレッチを導入すると可動域が劇的に改善します。
🔎まとめ|ストレッチだけでは変わらない理由
開脚を成功させるには、**“柔らかくする順番”と“正しい部位へのアプローチ”**がカギになります。
よくある質問として「どれくらいやれば開くの?」という疑問がありますが、質の悪いストレッチを何百回繰り返しても結果は出ません。
まずは、落とし穴から抜け出し、“整えてから伸ばす”という逆転のアプローチを試してみてください。
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
🟥拠点(全国対応)
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(全国あり)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com