昔の常識 → 今では非常識、年をとったら硬くなる仕方ない??
【専門家が解説】
昔の常識 → 今では非常識
「年をとったら体が硬くなるのは仕方ない」はもう古い!
■ 昔の常識:「加齢=体が硬くなるのは当然」
- 年齢を重ねれば体が硬くなり、開脚や前屈ができなくなるのは自然なこととされていた
- 体操やストレッチをしても「年齢のせいで効果が出にくい」と誤解されがち
- 多くの人が「年齢だから」とあきらめて体の変化を放置している
- 高齢者向けの運動は「やさしい動き・軽い運動」にとどまることが多い
■ 今では非常識:体の硬さの原因は“年齢”そのものではない
- 年齢よりも「筋膜・関節包・内臓の可動域制限」が主な原因
- 40代・50代からでも柔軟性は改善可能
- 実際、60代でも開脚ができるようになる例も多数
- 柔軟性低下は“加齢の副産物”ではなく、“使わないことによる癒着や拘縮”が主因
■ 体の柔軟性を制限している本当の要因
- 筋膜の癒着
→ 同じ姿勢・動きの少なさで筋膜が滑らなくなる - 関節包(関節を包む膜)の硬化
→ 関節可動域が狭まり、動きに制限が出る - 内臓の癒着や下垂
→ 特に骨盤内や肋骨周辺での制限が、体幹や姿勢の柔軟性に影響 - 呼吸の浅さによる胸郭の可動性低下
→ 肋骨の広がりがなくなり、背骨や肩甲骨の可動も狭まる
■ 実際に改善された例(臨床データより)
- 50代女性:開脚角度が3ヶ月で約30度アップ、前屈も手が床につくように
- 60代男性:筋膜調整と骨盤ストレッチにより股関節の開きが改善
- 40代:デスクワーク中心でも、肋骨リブート+骨盤はがしで姿勢が若返る
■ 改善のための施術・セルフケアアプローチ
- 筋膜はがしストレッチで滑走性の回復
- 関節包モビライゼーションで可動域の再教育
- 肋骨リブートで胸郭・体幹の弾力を取り戻す
- 骨盤はがしストレッチ®・股関節はがしで下半身の土台を柔らかく
- 内臓リリースによる姿勢・柔軟性の間接的な改善
■ よくある誤解
- 「ストレッチしても年齢のせいで伸びない」→やり方の問題が大きい
- 「若い人だけが柔らかくなれる」→神話にすぎない
- 「年配はストレッチをしてはいけない」→むしろ安全な範囲で行うべき
- 「時間がかかる」→正しい手法なら数週間でも変化が見える
■ まとめ
- 年をとったからといって、体が硬くなるのは“避けられない運命”ではない
- 筋膜・関節・内臓の滑走性を回復させれば、柔軟性は年齢関係なく伸びる
- 年齢を理由にあきらめるのではなく、「正しくケアする知識」がカギ
- “使い方”を変えることで、体はいつからでも変わる
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
🟥拠点(全国対応)
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(全国あり)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com
2025年07月24日 19:03