開脚ができない人は「どこが硬い?」お困りですか?

「開脚ができない原因」は、単に“体が硬い”からではなく、複数の部位の硬さや筋バランスの崩れが関係しています。以下に、専門家視点で「開脚ができない人はどこが硬いのか?」を詳しく解説します。
✅ 開脚ができない人は「どこが硬い?」(部位別)
1. 内転筋(内もも)
- 太ももの内側にある筋肉(長内転筋・短内転筋・薄筋など)
- 硬いと脚が外側に開かず、開脚時に内ももが突っ張る感覚が出る
2. ハムストリングス(太もも裏)
- 座って開脚するときに脚が伸びない、背中が丸くなる人はここが原因
- 骨盤の後傾にもつながる
3. 股関節の外旋筋・内旋筋(深層筋)
- 梨状筋、双子筋、閉鎖筋など
- 「股関節の詰まり」や「骨盤が立たない」人は、ここの動きが悪い
4. 腸腰筋(股関節前)
- 上体を前に倒せない、骨盤が立たない人は腸腰筋が硬くて骨盤が引っ張られている可能性あり
5. 腰椎まわりの筋膜(多裂筋・脊柱起立筋)
- 上体を起こして開脚できない人(背中が丸い)は、腰の柔軟性が乏しいことが多い
6. 内腹斜筋・骨盤底筋群(インナーユニット)
- 呼吸が浅い人や体幹が不安定な人は、骨盤が後傾しやすく、股関節が動かなくなる
7. ふくらはぎ・足首(腓腹筋・ヒラメ筋・足関節)
- 立位での開脚やスクワットで体が後ろに倒れやすい人は足首が硬い
✅ 開脚できない人の「よくある誤解」
- 「内ももを伸ばせば開脚できるようになる」
→ 実際は骨盤・股関節・体幹など全身の連動が必要 - 「とにかく前に倒れれば柔らかくなる」
→ 骨盤が立っていない状態で前屈しても効果は薄い - 「毎日痛いくらいやれば柔らかくなる」
→ 痛みを感じると筋肉が防御反応を起こし、逆に硬くなる - 「ストレッチは1部位だけでも効果が出る」
→ 開脚には複数の部位(内転筋、ハムストリングス、腸腰筋など)の協調が必要 - 「骨が硬いから自分には無理」
→ 多くの場合、関節可動域ではなく“動かし方”や“筋肉の使い方”の問題 - 「体が硬いのは年齢のせい」
→ 年齢よりも“正しい方法を知らないまま無理をしている”ケースが多い
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし
- 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート
- 可動域ブースト
- 体軸チューニング
- トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
🟥拠点(全国対応)
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(全国あり)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com
2025年07月22日 17:21