開脚ができない人の原因は?

開脚が苦手になる “真の” 原因を深掘りする
単に “身体が硬いから” では終わらせないプロ視点の整理
開脚ができない(股関節が開かない)主な原因は、以下の5つに分類されます。それぞれに対して適切なアプローチが異なるため、原因の見極めが重要です。
🟦 開脚できない人の主な原因
①
ハムストリングスの硬さ(太もも裏)
- 太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)が短縮・硬化していると、骨盤が前傾できず開脚時に上体が前に倒れません。
- 特に座って脚を伸ばしたまま前屈できない人は、ここが原因のことが多いです。
②
内転筋(内もも)の緊張
- 長内転筋や大内転筋などが硬いと、脚を左右に開く動作を制限します。
- 体育座りや胡坐(あぐら)が苦しい人にも多い傾向。
③
股関節の関節可動域の制限
- 関節そのものの構造(臼蓋の深さ、股関節の変形など)や、関節包・靭帯の柔軟性不足が原因。
- 足は開けるのに上体が前に倒れない場合、股関節の「外旋」「外転」の制限が影響していることも。
④
骨盤の前傾不足
- 骨盤を前に傾ける力が弱い、あるいは腸腰筋や脊柱起立筋などの柔軟性・筋力が不足している。
- 骨盤が立った状態で背中が丸まってしまうと、前屈や開脚が苦しくなる。
⑤
姿勢習慣や生活動作の影響
- 座りっぱなし、運動不足、足を組む癖などにより、筋肉や関節が硬くなっている。
- 加齢とともに筋膜や筋肉の滑走性が失われて動きが制限されることも。
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店「ストレッチの達人®」創始者・代表
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:
- 骨盤はがし - 肩甲骨はがし
- 肋骨リブート - 可動域ブースト
- 体軸チューニング - トリガーリリース
(商標登録済含)
プロアスリート・芸能関係者・高齢者まで幅広く対応
宝塚歌劇団、Jリーグ、五輪代表選手など専属指導歴あり
講演・発表実績:30回以上
全国放送多数「ズームインスーパー」、地方放送多数、女性誌など出演・掲載多数
🟥拠点(全国対応)
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(全国あり)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com
2025年07月05日 11:17