柔らかくなる人はここが違う!開脚で痛める人がNG習慣3選

柔らかくなる人はここが違う!開脚で痛める人がやりがちなNG習慣3選
監修:山﨑 信治(中医学博士/ストレッチの達人® 代表)
◆はじめに
- 開脚ストレッチをして「スッと柔らかくなる人」もいれば、同じ動作で「股関節や太ももを痛めてしまう人」もいる。
- この差は単なる「柔軟性の有無」ではなく、普段の習慣・呼吸・骨格構造・心理状態などが複雑に絡んでいる。
- つまり「柔らかくなる人は正しい習慣を持ち、痛める人は危険な習慣を繰り返している」と言い換えられる。
- 本記事では特に「痛める人がやりがちなNG習慣」を3つに絞り、なぜ危険なのか、どう改善すべきかを専門家の視点で解説する。
◆NG習慣① 無理に押されるまで我慢する
- 多くの人がやりがちな誤解は「痛みに耐えれば柔らかくなる」という思い込み。
- 実際には「痛気持ちいい」を超える刺激は、筋肉や靭帯の損傷につながるリスクが高い。
- 筋膜や筋肉は一定以上の強制的な圧で“切れる”ことがあるため、我慢はむしろ危険。
- 柔らかくなる人は「自分の限界を超える前に呼吸でリラックスし、自然に伸ばす」ことを習慣にしている。
改善策
- 他人に押してもらうときは「声でストップを伝える」ルールを設ける。
- 自分で行う場合も「痛み」ではなく「心地よい伸び感」で止める。
- 施術を受ける場合は「強さ加減を調整してくれる専門家」を選ぶことが重要。
◆NG習慣② 呼吸を止めて力んでしまう
- 人間は「怖い」「痛い」と感じると無意識に息を止める。
- しかし呼吸を止めると交感神経が優位になり、防御反射で筋肉が硬直。
- これにより「押されても伸びない」「逆に硬くなる」という現象が起きる。
- 柔らかくなる人は「息を吐きながら力を抜く」ことで副交感神経を働かせ、筋肉を安全に解放している。
改善策
- ストレッチ中は「吸う」より「吐く」に意識を集中させる。
- 可能であれば「4秒吸って、8秒吐く」などリズムを決めると安心。
- 息を止めずにリズムを刻むことで、防御反射が抑えられ、痛めるリスクが減少する。
◆NG習慣③ 自分の骨格的な限界を無視している
- 実は人間の股関節は「骨格の形」によって開脚の限界角度が大きく異なる。
- 臼蓋が深いタイプの人は構造的に股関節が大きく開かないため、180度開脚は不可能に近い。
- それを知らずに「誰でも練習すれば180度できる」と信じ、無理に広げようとすると関節唇や靭帯を痛めてしまう。
- 柔らかくなる人は「骨格的に可能な範囲を理解し、その中で最適な柔軟性を求めている」。
改善策
- 周囲の人やモデルの写真と比べない。
- 自分の股関節の構造を知り、無理のない目標を設定する。
- どうしても不安なら、整形外科や専門施術で可動域の限界を診てもらう。
◆柔らかくなる人の良い習慣
- 呼吸と動作を連動させている
→ 息を吐くときに押してもらい、吸うときに戻す。 - 筋膜リリースを習慣化している
→ 股関節周囲・太もも・腰をあらかじめほぐしておく。 - ウォーミングアップを欠かさない
→ 冷えた筋肉は裂けやすいため、軽い運動で血流を促してから開脚する。 - 体幹を意識している
→ 股関節だけでなく、体幹で支えることで安全に動作できる。 - 自分の限界を尊重している
→ 無理をせず、段階的に目標を上げる。
◆専門施術での改善法
- 当店《ストレッチの達人®》では、NG習慣を修正しながら安全に開脚をサポートしている。
- 代表的な施術例:
・「筋膜はがしストレッチ®」→ 癒着を解放し、押されても痛めにくい身体を作る。
・「骨盤はがしストレッチ®」→ 骨格を整え、股関節の動きをスムーズに。
・「4層のはがし™」→ 表層から深層まで段階的に緩めることで、防御反射を起こさず安全に柔らかくなる。 - こうした施術により「痛める人」でも「柔らかくなる人」に変わる可能性が十分にある。
◆まとめ
- 開脚で柔らかくなる人と痛める人の違いは「柔軟性」ではなく「習慣」の差にある。
- 痛める人がやりがちなNG習慣は次の3つ:
① 無理に押されるまで我慢する
② 呼吸を止めて力む
③ 骨格的な限界を無視する - 柔らかくなる人は「呼吸」「体幹」「習慣」を味方にしている。
- 開脚を安全に行うためには「我慢しない・呼吸を止めない・自分の限界を理解する」ことが大切。
- 専門施術を受けることで、この差を埋め、誰でも安全に柔軟性を高めることができる。
🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店 ストレッチの達人®︎創始者・代表
整骨院、整体院、施術系サロンのアドバイザー及び運営マネージメント
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:考案者
骨盤はがしストレッチ 肩甲骨はがしストレッチ
筋膜はがしストレッチ頭蓋骨はがしストレッチ
- 肋骨リブート™️ - 可動域ブースト™️
- 体軸チューニング™️- トリガーリリース®︎
(商標登録済含)
※主婦の友社
『腰痛に効く!全国治療院ガイド』にて
山﨑総院長(東洋)中医学博士が取材を受け全国19人の名治療家として紹介されました。
またTV、雑誌で難治症状を治す治療家として紹介頂きました。
「山﨑中医学博士 トレーナー経歴」
多種多様の世界チャンピオン、メダリスト、一流プロアスリートを育成、担当、業界日本1の実績!
日本プロ野球機構、プロ野球現役投手、日本相撲協会(部屋)、
「TV/雑誌/講演等 山﨑中医学博士取材及び出演」
近畿圏放送 読売テレビ すまたん、 全国放送TBS イカさまタコさま、全国放送 TV asahi 中井正弘の怪しい本の集まる図書館、全国放送 日本テレビ ズームインスーパー、近畿圏放送 毎日放送 ちちんぷいぷい、全国放送 TBS スーパーフライデー 等
雑誌SAVVY 雑誌hanako、雑誌Scawaii、雑誌シュシュ、
講演 関西ビューティフェスティバル、ビューティフェスティバル、ビューティジャパンセミナー、大阪市主催健康セミナー等
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※公式HP:https://stretch-tatsujin.com