瘢痕除去とトリガーリリースの組み合わせが特別な理由!!

瘢痕除去とトリガーリリースの組み合わせが特別な理由
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トリガーポイントの起源と歴史的背景
- トリガーポイントの概念は、何十年も前(1940年代〜
1950年代)にアメリカの医師ジャネット・ トラベルらによって体系化された。 - 元々は筋肉内の“押すと痛みが離れた場所に飛ぶ”圧痛点を指し、
その位置や関連痛パターンが詳細に地図化された。 - 当初は手技ではなく注射(局所麻酔)
や圧迫による治療が主流だったが、その後手技療法として発展。 - しかし、当時の手法は主に「筋肉単体」に着目しており、
筋膜や深層組織、 瘢痕組織との関係までは十分に解明されていなかった。 -
トリガーリリース誕生の背景
- トリガーリリースは、トリガーポイント療法を進化・
拡張させた手技であり、単なる圧迫や押圧にとどまらない。 - 筋膜・骨格・関節包・瘢痕など複数層の相互関係を考慮しながら、
原因部位へ立体的にアプローチするのが特徴。 - 従来の「点」でのケアから、「面・線」でのリリースへ進化し、
動作全体を改善することを目的としている。 -
瘢痕組織の問題点
- 手術や外傷後に形成される瘢痕は、
表面だけでなく深部でも組織同士を癒着させ、 筋膜や関節の滑走を妨げる。 - 瘢痕部位は柔軟性が低く、神経や血流の通り道を制限することで、
慢性痛や可動域制限を引き起こす。 - 一般的なトリガーポイント治療では、
この深層瘢痕には届かない場合が多い。 -
瘢痕除去とトリガーリリースの相乗効果
- まず瘢痕除去によって深部の“動きをブロックする元凶”
を解消する。 - その後、トリガーリリースで筋肉や筋膜の局所的な緊張を解放し、
全身の連動性を回復させる。 - この順序により、
瘢痕が原因で発生していた二次的なトリガーポイントも自然に減少 しやすくなる。 -
施術ステップの具体例
1. 触診と動作チェックで瘢痕部位とトリガーポイントの両方を特定
2. 深部瘢痕の剥離・除去で動作制限の大元を解放
3. 筋膜や深層筋にアプローチしてトリガーポイントをリリース
4. 関節可動域を再確認し、必要なら関節包にもアプローチ
5. 血流促進・神経系調整で動きの持続性を確保
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改善事例
- 肩関節手術後、腕が90度までしか上がらなかった方が、
瘢痕除去+トリガーリリースでフルレンジ可動を回復。 - 腰部手術後の慢性腰痛が、
瘢痕剥離後にトリガーリリースを加えることで痛みが消失。 - アスリートが外傷後の競技復帰を数週間短縮。
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持続性と再発予防
- 瘢痕を放置したままだと、
いくらトリガーポイントを取っても再発しやすい。 - 両方を同時にケアすることで、施術効果が長期間持続し、
再発防止にもつながる。 -
こんな人におすすめ
- 手術や外傷後に動きが戻らない方
- 長年の慢性痛が改善しない方
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スポーツパフォーマンスを取り戻したいアスリート
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姿勢改善や柔軟性UPを本気で目指す方
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🎓 監修:山﨑 信治(やまざき しんじ)
中医学博士/ストレッチ専門店 ストレッチの達人®︎創始者・代表
整骨院、整体院、施術系サロンのアドバイザー及び運営マネージメント
🟦 専門家プロフィール
臨床経験22年以上、施術実績45,000件以上筋膜・骨格・経絡を統合した独自施術を開発
開発施術:考案者
骨盤はがしストレッチ®︎ 肩甲骨はがしストレッチ®︎
筋膜はがしストレッチ®︎
- 肋骨リブート™️ - 可動域ブースト™️
- 体軸チューニング™️ - トリガーリリース®︎
(商標登録済含)
※主婦の友社
『腰痛に効く!全国治療院ガイド』にて
山﨑総院長(東洋)中医学博士が取材を受け全国19人の名治療家として紹介されました。
またTV、雑誌で難治症状を治す治療家として紹介頂きました。
「山﨑中医学博士 トレーナー経歴」
多種多様の世界チャンピオン、メダリスト、一流プロアスリートを育成、担当、業界日本1の実績!
日本プロ野球機構、プロ野球現役投手、日本相撲協会(部屋)、
「TV/雑誌/講演等 山﨑中医学博士取材及び出演」
近畿圏放送 読売テレビ すまたん、 全国放送TBS イカさまタコさま、全国放送 TV asahi 中井正弘の怪しい本の集まる図書館、全国放送 日本テレビ ズームインスーパー、近畿圏放送 毎日放送 ちちんぷいぷい、全国放送 TBS スーパーフライデー 等
雑誌SAVVY 雑誌hanako、雑誌Scawaii、雑誌シュシュ、
講演 関西ビューティフェスティバル、ビューティフェスティバル、ビューティジャパンセミナー、大阪市主催健康セミナー等
福岡|広島|兵庫|大阪|名古屋|東京|札幌(他県)
※公式HP:https://stretch-tatsujin.com